東大飲みに行ってきた。
会場入場時に、二枚のシールと紙を渡される。
「紙には自分の夢を書いて提出してください、
シールには夢と、名前学部を書いて胸に貼ってください」とのこと。
この時点で少し嫌な予感がしたが、とりあえず「若隠居」と当たり障りのないことを書いておいた。
飲み会の内容としては、
食い物とビール置いとくから、あとはお前ら勝手に会話しろよ、
的なさっくりとした運営方針。
僕のような根暗で引きこもりがちの人間には難儀なものです。
何だかんだで二時間が経過して、フィナーレ。
そのときは、大麻等の薬物とアジアでの少女売春について熱く語る、たいへん厄介なタイプの奴と話していた。
突然、会場に設置されたスクリーンに映し出される、参加者の夢、夢、夢。会場中が微妙なテンションに。
そして主催者である高校の同級生が締めくくる。
「夢を叶えるのはこれからの皆さんがどうたらこうたら。今日得た繋がりを何だかんだ」
むう。
気が付くといつの間にか二次会の席にいた。
二次会でも実に40人くらいはいた。
俺を間に挟んで交わされる激論。
優秀な社会人とは、裸になれる男だ、と主張する右の男。
そんなことはない、裸になる必要など全くない、と主張する左の男。(主催者)
30分続いた、「社会人は脱ぐべきか否か」の闘い。
そういえば、その間話していた対面にいた人が、ひろきとおなじ物産の内定者だった。
その人曰く、裸でコンビニに行った勇者を讃え、全員裸でコンビニに行き、翌日会社で
「こんどやったらお前らクビね」という処分を受けた男達が物産にいたという。
まあこんなもんでどうすか、本多さん。
家でごろごろしていたら、池田から
「今からおもちゃを買うから、お前も付き合えよ」
という、小学4年生レベルの呼び出しがかかった。
いけだくんはPSPのトークマンという、英語学習ソフトをかいました。
どうせ、じぶんのあだなとにているから買ったのにきまっています。
そのあときっさてんでトークマンをしました。
ぐひぐひ笑いながらPSPに話しかける池田くんを、他のお客さんはあわれむような目で見ていました。
白亜会議のち、奥山の車で椎名町へ。
車で訪れてはじめてわかった。
この街は道が狭い上に一方通行ばかりで、車持ちには不便であると。
朝っぱらから寒い中、練習。
五行拳、連環拳。
で、練習終わって渋谷。
そういえば駒場祭をやっていたと思い出し、行ってみる。
あの駅の階段を降りるのはいつ以来だろうか。
例によって、まずは左ではなく右側の階段を降り、白亜荘に向かう。
ZiZiはすでに跡形もなくなっていた。
白亜荘のあの部屋には、すでに別の住人が住んでいる。
俺の居場所はもう、ここにはないのだ。
(じゃあ当時はあったのか、という疑問を封殺)
なんとなく諸行無常を感じながら、駒場キャンパスへと向かう。
うろうろしていると、高校の同級生に出会い、
「東大飲み」というイベントに誘われる。
奴が主催しているそうだ。
生返事をして、落研などを適当に回る。
歩き回っていたら腹が減った。
うかれぽんちの学生どもが適当に作った法外な値段の菓子やら軽食やらで腹を満たしてはなるものか、と思い、心のふるさと経堂に向かう。
駒場時代の俺の胃を満たしてくれた魅惑のラーメン屋たち。
今回は、安い、多い、味が濃いという三拍子で農大生をとりこにしている「せい家」に行ってきた。屋号にもシンパシーを感じる。セルシオ欲しいッス。
久々に喰って、やはり美味かった。
ああ、書いていたらまた行きたくなった。
はるばる亭、経堂らーめん、ぼんぞらーめん、百麺、勝太、津和野、季織亭、陸。
あああああ、ラーメン喰いたい。